心理的安全性が世の中で重要になってきています。ただ、実はそこには「心理的安全性だけの罠」というのが存在します。心理的安全性「だけ」では意味がないどころか、実はかえって組織に悪影響を及ぼしてしまう場合があります。その悪影響、そして解決法をこの動画では解説いたします。

心理的安全性の誤解

悪影響というのは、もうズバリ言っちゃうと「ぬるま湯」ですね。「ぬるま湯という罠」です。

心理的安全性、何かと言ったら、このチームではリスクをとっても大丈夫、間違いを認めても大丈夫。助けを求めても大丈夫というメンバーに共有された信念のことを心理的安全性と言います。

ところが、日本の企業の中には正直誤解しているところもあります。例えば、ミスを連発する部下を叱れない。部下がミスするわけですが、心理的安全性つまり、間違いを認めても大丈夫ってことはこの部下を叱れない、指導しちゃいけないのかなぁみたいに思っちゃって、それこそぬるま湯、あるいは仲良しクラブなっている組織があります。私こういう仕事をしているせいで色々な会社に行き法人研修をしています。そうすると中には、「あれっ?この組織ちょっと違う方向、間違った方向にいっているな」ていうところが本当にあるんです。

何でかって思った場合に、もともと心理的安全性はアメリカ発の考え方なんですけれども、日本に取り入れられる時に誤解があるんでしょうね。もうちょっと具体的に言うと、そう心理的安全性がこれだけ注目を集めているのはもともとは google の社内の調査の結果なんです。グーグル社内でハイパフォーマンス、つまり業績を上げているプロジェクトチームには心理的安全性が共通してるよってことからなんですけどね。

アメリカのgoogleと日本の普通の会社ってやっぱり違うじゃないですか。例えば、アメリカのgoogleでは、それこそ世界中から優秀な人材が集まっています。しかも、その人たちが切磋琢磨して社内のライバルに負けないように頑張って、あるいはより良いテクノロジーをみたいにいい意味で競いあってるんですよ。ちょっと日本の会社とは違うと思います。加えてローパフォーマー、つまりこの会社の基準を満たしてないよねっていう人がいられないと思うんです。でも、日本の会社の場合には仮にパフォーマンスが伴っていない人がいたとしても解雇するのは難しいわけです。やっぱりそこも違うわけです。

業績への高い期待値を社内で醸成するには

そうすると、まとめてみると実はgoogleにおいては当たり前のように存在する業績への高い期待値、これが日本の会社の中においてはない可能性もあります。ということは、そこにさっきの心理的安全性を導入してしまうと、ぬるま湯になっちゃいますよ。すなわち心理的安全性を導入する際には業績への高い期待値とこれとセットになって初めて成果があるということになります。

じゃあどうやって?どうやって業績への高い期待値を社内で醸成するのかな?もちろん大前提はそうですね。職場でも明確にそう期待値を言葉にする。経営陣が、あるいは上司から、そして当然のことながら仮にその期待値に達していなかったらやっぱり正直に部下へ告げる。「いやあなたねっ正直ってやっぱりあなたのパフォーマンスだと厳しいよねっ」てことは伝えてあげたいんですけど、ただまねちょっと正直難しいです。ネガティブなフィードバックを伝えるっていうの。だとしたらお勧めの方法論はチームビルディングです。

チームビルディングっていうのはチームワークを高めるような活動を通して、業績が期待値に達してない人にはご自身に気づいてもらいたいんです。自分のこのやり方では自分の今の進め方ではダメなんだな。そうすると、自然とそれこそここに醸成て書いてありますけど湧き上がるように業績への高い期待値が共有されますのでね。チームビルディングをやる方がむしろお勧めかなと思っています。
ということで、この動画では心理的安全性だけの罠。ぬるま湯の罠を紹介してそれを改善する方法としてチームビルディングがいいのではないかという提言を行いました。

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