A financial institution makes a profit by charging a higher
rate than it pays, the difference being its profit margin.
●チェックポイント!
・profit 利益
・by charging
・higher rate より高い利率
・profit margin 利幅
●対訳
金融機関の儲けは、(借り手に)支払う利率よりも高い利率を
貸し手に請求することによって生まれ、その差額が利幅になる
●英語「で」学ぶポイント
さあ、今日はいくつもの利率を使い分けて金融機関が儲けて
いる仕組みを解明しちゃいましょう。
と言っても、そんな難しい話ではなくって、我々が銀行に
預金する際に付いてくる利息よりも、ローンなどで借りる
ときの利率が高くなっていると言うだけ。
銀行側から見てみたら、預金者から借りる利率よりもローンで
課す利率の方が高いわけで、そりゃ儲かるに決まってますよね。
てことは、預金の低い金利に甘んじると言うことは、まるで
銀行を儲けさせているようなもので、もうちょっと有効な
お金の使い方ってないの?と発想が広がると、「投資」という
言葉がこれまでとはちょっと違って見えてくるかと思いますが…
ともあれ、ここでは利率。
表現面では、今日は”profit margin”を押さえちゃいましょう。
”margin”は「マージン」ですから、たとえば文書をプリント
アウトするときの上下左右の余白なんかも指しますね。
ということで、「マージン」=「余白」=「余った部分」、
すなわち、”profit margin”は、費用を支払って余った部分の
「利益」を指すことになるのです。
ちなみに、昨日のクイズ、覚えてます?動詞としての”charge”
にはどんな意味があるでしょう?と言うものですが、その
答は、「攻撃する」。アメリカのスポーツの応援では、「チャージ!」
なんてみんなで声をそろえて言ったりします。
なので、”higher rate”を”charge”する銀行は、まるで借り手を攻撃
しているようなものかもしれませんね。