最近ビジネス界で話題になっているエンゲージメントという言葉。貢献意識とよく翻訳されますが、実は日本人のエンゲージメントは低くなっています。世界最低クラスでエンゲージメントは低いです。でもね、大丈夫です。エンゲージメントを上げるための方策はあります。それがトップダウンそしてボトムアップ、2つのアプローチです。この動画ではこの2つのアプローチを解説していきます。
エンゲージメントアップの8項目
まずは、エンゲージメントアップの8項目を下記に紹介します。
- 自社の顧客への貢献と存在意義を理解している
- 成果創出に向けた効果的な組織体制がある
- 自社におけるキャリア目標達成の見込みが高い
- 生産を高めるための環境整備が進んでいる
- やりがいや興味がある仕事を行う機会がある
- 仕事を進めるための十分な人員が確保されている
- 一個人として尊重されている
- 自社の戦略と目標に対する信頼感がある
出所:柴田彰著、エンゲージメント経営 日本能率協会マネジメントセンター
*一部、表現や言い回しは変えています。
エンゲージメントアップの為の2つのアプローチ
まず、トップダウン・アプローチには、経営層からのアプローチが不可欠となります。エンゲージメントアップの「1.自社の顧客への貢献と存在意義を理解している」ことが重要になります。
すなわち、自社はお金儲けの為にあるわけではなく、お客様(顧客)の為に貢献している。結果として日本もしくは世界に貢献していることに繋がる。だからこそ存在意義があるということを経営陣自ら理念を理解し、浸透させていく必要があります。
そして、エンゲージメントアップにつながるもうひとつのトップダウンアプローチは、「8.自社の戦略と目標に対する信頼感がある」の必要性です。
すなわち、最前線の課長クラスが全社的な戦略を理解することで、自分の言葉に置き換え、スタッフ一人一人の状況に合わせ戦略を伝え個々人の仕事の重要性を伝えられることが重要です。ところが、日本の多くの企業では、課長クラスが自社の戦略を理解していないことも多く、結果、先端的な企業では課長クラスの人材に戦略を理解してもらおうという流れが進んできています。
加えてもう一つが、ボトムアップですね。やっぱりボトムアップアプローチも必要です。もしくは効果的です。つまりメンバー自身による貢献意識の高まりですね。じゃあこれどうやるの?って言ったときにオススメがチームビルディングです。
やっぱりチームワークを高めるような働きかけ、チームビルディングを現場初でやることによってエンゲージメントが高まるもう一つのアプローチになります。
もし、ご興味のある方がいれば、チームビルディングに関しては下記の動画で説明してますのでご覧いただければと思います。
「チームビルディングの誤解を知りホンモノを学ぶ」>>
いずれにしても、エンゲージメントを高める方法は二つありますので実践いただけると幸いです。
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