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こんにちは。シンメトリー・ジャパン代表の木田知廣です。次世代のリーダー育成が急務になっています。背景にあるのは急速に変化するビジネス環境。これを乗り切るには、従来のスキルだけでは十分ではないとの認識が広まっています。
私たちの幹部育成研修は、このような声にお答えするものです。経営戦略の立案から、部門を統括するマネジメント力、さらには組織を変革するリーダーシップまで、幹部候補が現場で直面する課題に対応できる力を養います。
実際の教材や事例を紹介できますので、まずは下記フォームからお問い合わせ下さい。
シンメトリー・ジャパン代表
経営幹部育成研修の特徴
経営視点の強化
幹部候補者には、現場だけでなく組織全体を俯瞰する経営視点が求められます。本研修では、経営戦略の立案や意思決定プロセスを学び、事業部の枠を超えて企業全体に貢献できるリーダーを育成します。具体的には、経営環境の分析から中長期的な戦略策定まで、実務に即したスキルを習得します。
変化対応力とリーダーシップ
ビジネス環境が急速に変化する現代では、変化に柔軟に対応し、部下をリードする力が不可欠です。この研修では、リーダーシップ理論を実践的に学び、変革を推進するためのコミュニケーションスキルや意思決定力を強化します。これにより、組織を力強く牽引するリーダーシップが身につきます。
カスタマイズされたプログラム
各企業の課題やニーズに合わせた研修プログラムを提供します。アセスメントや個別のカリキュラムを通じて、受講者一人ひとりの強みと弱みを把握し、効果的な学びを実現します。この柔軟なアプローチにより、研修後の実践力を高め、即戦力となる人材を育成します。
経営幹部育成研修のカリキュラム
本研修のカリキュラムは、幹部候補者が必要とする経営視点の強化、リーダーシップの実践、そして変化対応力の向上を目指して構成されています。以下の内容を含み、全体的にバランスの取れたプログラムを提供します。
経営戦略と意思決定
初めに、経営環境の分析やSWOT分析、PEST分析といったフレームワークを用いて、経営戦略の立案方法を学びます。中長期的な視点で事業戦略を策定するスキルを習得し、経営者としての判断力を養います。また、実際の経営シミュレーションを通じて、理論を現実に応用する訓練も行います。
リーダーシップと組織マネジメント
リーダーシップ理論を学びながら、部下を育成し、チームを効果的に運営するためのスキルを磨きます。ここでは、ロジカルコミュニケーションやエンパワメント、心理的安全性を重視したマネジメント技術を習得。さらに、実際のリーダーシップシナリオをもとにしたケーススタディやロールプレイを通じて、実践力を高めます。
変化対応力とイノベーション推進
急速に変化するビジネス環境に対応するための柔軟な思考法とイノベーション推進力を養います。ここでは、アジャイルマネジメントや問題解決のためのクリティカルシンキングを取り入れ、変化に対する迅速な対応力を強化します。さらに、新しいビジネスモデルの発見や実装に向けた具体的なアプローチを学びます。
財務会計と数値による判断力
幹部候補者にとって、財務知識と数値に基づく判断力は不可欠です。このカリキュラムでは、損益計算書(P/L)、貸借対照表(B/S)、キャッシュフロー計算書(C/F)の基本構造を理解し、企業の財務状況を正確に把握するスキルを身につけます。また、財務指標の分析やコスト管理、投資評価に関する実務知識を習得し、経営判断におけるリスクとリターンのバランスを取る力を養います。さらに、管理会計の視点から、事業部門ごとのパフォーマンスを評価し、組織全体の目標達成に向けた適切なリソース配分を行うための意思決定スキルを強化します。これにより、数値に基づいた信頼性の高い経営判断ができるようになります。
幹部候補育成研修に追加できる要素として、以下の点が考えられます。これらをカリキュラムに組み込むことで、より総合的で実践的なリーダーシップ育成が可能になります。
経営幹部育成研修講師
木田 知廣 (KIDA, Tomohiro)
シンメトリー・ジャパン株式会社 代表
大学卒業後、米国の名門コンピュータ会社DECで働き始めるも、IT業界の再編の波を受けて同社は消滅。退職を余儀なくされる。この経験をきっかけに、会社が倒産しないための「まっとうな組織」とは何かの模索を始め、その答が「人材マネジメント」であった。
この分野で研鑽を積むべく、人事コンサルティング会社タワーズワトソンの門を叩く。その後、MBA取得を目指して渡欧。2001年にはロンドン・ビジネススクールでMBAを取得した後、グロービスにて講師としてデビューする。
2006年、シンメトリー・ジャパンを立ち上げて代表に就任し。本物のチームビルディングの理解を普及することに力を入れている。2012年からは米国マサチューセッツ大学でも教鞭をとる。
ライフモットーは、”Stay Hungry, Stay Foolish” (同名のブログを執筆中)
経営幹部育成研修よくいただくご質問 (FAQ)
経営幹部育成研修の期間はどれくらいですか?
研修の期間は、企業のニーズや受講者のスケジュールに応じてカスタマイズ可能です。一般的には、数ヶ月にわたるプログラムが多くなっています。これ以外にも、短期間で集中して学ぶ「1DayMBA」コースや、長期的に段階的に学ぶプランもあります。具体的な期間は、ご相談により最適なプランをご提案します。
経営幹部育成研修はオンラインでの受講は可能ですか?
はい、オンラインでの受講も可能です。リモートワークが広がる中で、当社ではオンライン研修やハイブリッド形式の研修を提供しています。オンラインでも対話型のセッションやグループワークを活用し、受講者同士の交流や実践的な学びを重視しています。
経営幹部育成研修はどのようにカスタマイズされますか?
研修は、企業の課題や目標に応じて完全にカスタマイズされます。事前に企業の状況をヒアリングし、アセスメントを行うことで、受講者に最適なカリキュラムを設計します。必要に応じて、特定のスキルや業界に特化した内容も取り入れ、実務に直結する研修プログラムを提供します。
経営幹部育成研修後のフォローアップはありますか?
はい、研修後のフォローアップを提供しています。研修終了後も、受講者が習得したスキルを実務で活かせるよう、コーチングやメンタリング、オンラインでの追加学習などのサポートを行います。また、定期的な進捗確認や成果の評価を通じて、長期的な成長を支援します。
経営幹部育成研修は受講対象者のレベルに合わせたプログラムはありますか?
はい、受講者の経験やスキルレベルに合わせたプログラムを提供しています。新任幹部向けの基礎的なコースから、経験豊富なリーダー向けの高度なプログラムまで、幅広いレベルに対応します。事前のアセスメントを通じて、各受講者に最適な内容を提供し、確実なスキルアップをサポートします。
経営幹部育成研修の受講者選抜
受講者は選抜すべきですか、それとも階層別のように全員に受講することを想定していますか?
若手向けに行う場合は、将来の幹部候補の育成を念頭に、選抜型で運営されるケースが多くなっています。一方、役員クラス、本部長クラスなどの上級管理職向けには全員参加の事例が多くなっています。発想の基礎<ベース>をそろえることで、横の連携が充実するきっかけにもなります。
研修受講者選抜方法
選抜型研修の場合、どんな手順を踏むべきですか?
「選抜型研修チェックリスト」を提供させていただきます。個々に記載した、選抜方式、レポートの提出、事後の評価、上長の巻き込みまで行うと、より効果的な研修にしていただけます
経営幹部育成研修はアカデミック?
カリキュラムに「○○論」などあるが、アカデミックな内容なのか?
アカデミックではありません。もちろん、最新の経営事例など紹介しますが、徹底して「現場で使える」ことにこだわっています
経営幹部育成研修のオプション講座
リスクマネジメントとコンプライアンス
幹部候補者は、組織全体のリスクを管理し、コンプライアンスを遵守する責任があります。このカリキュラムでは、企業の内部統制、法的リスクの識別と対応方法を学び、リスク回避と適切な意思決定を行う力を養います。また、企業倫理やガバナンスに関するケーススタディを通じて、実際の業務での応用力を強化します。
イノベーションとデジタルトランスフォーメーション(DX)
現代のビジネス環境では、デジタル技術の活用とイノベーションの推進が不可欠です。このプログラムでは、デジタルツールやデータ活用の基礎知識を学び、企業のDX戦略を策定・推進するスキルを習得します。また、イノベーションを起こすための組織文化づくりや、デザイン思考などの創造的な問題解決手法も取り入れます。
クロスファンクショナルチームでの協働
幹部候補者には、異なる部門や職能を超えて協働する能力が求められます。このカリキュラムでは、クロスファンクショナルチームのリーダーシップを学び、プロジェクト管理やチームビルディングの技術を向上させます。これにより、組織全体のシナジーを引き出し、効果的なチーム運営を行う力を養います。
戦略的な人的資源管理
人材は企業の最も重要な資源です。このセッションでは、タレントマネジメント、後継者育成プランニング、社員のエンゲージメント向上など、人材管理の戦略的側面を学びます。適材適所の配置や、モチベーションを高めるための施策を立案し、組織のパフォーマンスを最大化するスキルを強化します。
グローバル経営と異文化理解
国際的にビジネスを展開する企業にとって、異文化理解とグローバル経営の知識は不可欠です。このカリキュラムでは、異文化コミュニケーションのスキルやグローバル市場での戦略策定、海外拠点のマネジメントに必要な知識を学びます。グローバルな視点からの経営判断力を養い、国際競争力を高めるリーダーシップを育成します。
コミュニケーションとプレゼンテーションスキル
幹部候補者は、ステークホルダーへの影響力を高めるために、高度なコミュニケーションスキルが求められます。このプログラムでは、論理的かつ説得力のあるプレゼンテーションの技術、効果的な対話術、そして組織内外でのメディア対応力を強化します。特に、複雑な情報を簡潔かつ魅力的に伝える能力を伸ばします。
これらの要素を組み込むことで、幹部候補者が多角的な視点とスキルを持ち、企業全体を牽引する力をさらに強化できるカリキュラムを提供できます。