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今日から新シリーズ、「ベタだけど!分かりやすい説明」です。
先週はハイブロウな話が多かったけど、今回はベタなだけにすぐにも使える技満載です。
初日の今日は、「あれ」の話。
え?分かるでしょ?「あれ」だよ「あれ」。
そう、「あれ」、「これ」、「それ」など指示代名詞と言いますが、人前で話す時には使わない方がベター。
本人は分かって言っているつもりでも、聞いている方は「あれ」が何を指すのか、見当もつかないことってありますから。
あるいは、パワーポイントのスライドを映しながら話すケースで、「こことここの関係は…」なんてつい言っちゃいますが、これもNG。
ひどい人になると、指し示すこともしないで、自分が視線で追うだけで説明しちゃいますからね。こんなの、聞いている方は分かるわけない。
ちゃんと言葉にだして、「ここに書いてある『戦略』と、スライド右手の『マーケティング』の関係は…」、と説明するだけで、聞き手が分かる確率が高くなるものです。