AI(人工知能)や少子高齢化の影響で人材マネジメントが変わりつつあるのはご存じのとおり。これから、人事の役割も大きく変わっていくはず…!?
そんな未来を見通すため、稀代の経済アナリスト中原圭介先生をお招きして、人事に特化した勉強会を開催することになりました。
近著「AI×人口減少 ~これから日本で何が起こるのか」をベースに、これからの時代に必要な人事の役割を予見いただきます。中原先生と言えば、常に時代の潮流を読み、それがことごとく当たってきた実績をお持ちの方。果たしてその目に映る人事の未来予想図は…!?
そして、人事部門に新たに求められる、外部リソースを巻き込んだワークフォースの構築法とは?
AI×人口減少で人事が直面する課題
AIが変えるタレントマネジメント
人事の方ならば、タレントマネジメントはご存じでしょう。社内のハイパフォーマーを特定し、チャレンジングな仕事を与えながら育成していくプロセスです。
ところが、AIによってこのタレントマネジメントが大きく変わります。なぜならば、タレントマネジメントはしょせんは「過去」のデータから人間が未来のパフォーマンスを「想定」しているだけだから。ところが、AIによる未来予測の精度が上がれば、そもそもがタレントをプールして、育成して…という考え方自体が不要になる可能性すらあります。
いや、ひょっとして人間の恣意が入らない分、より正しい人材の配置ができるかもしれません。だとしたら、人事部門はどのように新たな世界観のタレントマネジメントに取り組むべきでしょうか?
雇用の将来を占う米経営者の隠れた本音
米国の経営者たちが集まると、「どのくらいのペースだったら、世間の批判を受けずに、従業員のやっている仕事をロボット化できるだろうか」という話が持ちきりだそうです。
そう、ルーチンワークをロボット化するのはもう既定路線で変わりません。あとは、日本以上に格差に敏感な米国で、世間の批判を受けないようなスピード感が模索されているのです。
これは、人事部門にとっては人ごとではないでしょう。大手企業の45歳以上の早期退職を伴う配置転換のニュースを聞くと、既に起こっている現実なのですから。
一見はやりのシェア経済の末路
民泊やタクシー相乗りなど、モノを持たずに「シェア」するスタイルのビジネスは今、大流行。人材に関しては、クラウドソーシングなんて言ったりしますが、外注先を見つけるのがとても簡単。人材マネジメントという観点でその行き着く先は、雇用の流動化です。それも、転職者が増える、という構図ではありません。むしろ、独立しても「食っていける」、すなわち優秀であればあるほど一つの会社に縛られる必然性がなくなっていくのです。
開講スケジュール
日時 | 講師 | 申込状況 |
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19/05/29 (水) 16:00 – 17:30 |
中原圭介 | お申込み |
受講料 |
4,800円 (税、教材費込)
入金後にキャンセルできますか? |
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定員 | 20名 |
会場 |
住所:東京都港区西新橋1-5-5 本田ビル2F 交通:新橋駅徒歩5分、虎ノ門駅徒歩4分、内幸町駅徒歩2分 クリックで大きい画像が開きます googleマップはこちらから |
講師
中原 圭介(なかはら けいすけ)
アセットベストパートナーズ株式会社代表、経済アナリスト・経営コンサルタント
茨城県土浦市出身
慶応義塾大学文学部を卒業後、金融機関等を経て、2006年に金融コンサルティング会社「アセットベストパートナーズ株式会社」を設立。
経済予測の正確さでは群を抜き、カリスマ経済アナリストとして評価が高い。予測に必要なのは「本質」を見抜くこととだと説く。現在、経済アドバイザーや経済アナリストとして講演、経済誌等のコラム、本執筆活動等で活躍中。
【主な近著】
「AI×人口減少 これから日本で何が起こるのか」(東洋経済新報社)
「トップリーダーが学んでいる5年後の世界経済入門」(日本実業出版社)
「シェール革命後の世界勢力図」(ダイアモンド社)
「経済予測脳で人生が変わる!」(ダイアモンド社) 他、多数
【コラム】
中原圭介の「経済を読む」 http://blog.livedoor.jp/keizaiwoyomu/