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論理的な主張の基本三分離原則

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今日から新シリーズ、「論理的な主張の基本三分離原則」のはじまりです。

論理的<ロジカル>なコミュニケーションに関しては、いろんな事が言われていますが、三つの「分離」をマスターすることが、一番の基本です。

具体的には、

  1. 主張と根拠の分離
  2. 意見と事実の分離
  3. 論点と非論点の分離

になりますので、ぜひマスターしちゃってください。

まずは、i) の「主張」と「根拠」の分離。

これ、実は、以前も会議の仕切りというテーマで書いたので、こちらもあわせて参照してもらいつつ、「自分が発言するならば」というテーマで考えてみましょう。

ロジカルシンキングにおける議論の収束シリーズ

基本的な構造としては、自分の主張(ポイント:P)を述べる際には、根拠(グラウンド:G)で裏付けましょう、ということになって、図で言うと

 P
 │
 G

となります。

実際の具体例は、明日。舞台は、「株式会社スロービズ」の新規ビジネス立案プロジェクトチームです。

ここで、「食育は新規ビジネスとして有望である」という主張をロジカルに展開してみましょう。

論理的な主張の基本三分離原則

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マナマナ:上達の「徳大寺効果」〜1日15秒ファシリテーション・セミナー296

週に一度の「ファシリテーションの学び方を学ぶ」、略してマナマナの
コーナーでは、ファシリテーションスキルを簡単に高めるコツを紹介します。

今回の「論理的な主張の基本三分離原則」シリーズはいかがだった
でしょうか。

個々のテクニックとともに、「相手に何かを伝えよう」、もしくは
「説得して納得してもらおう」という姿勢も読みとっていただけると
上達が早く進むかと思います…

というのが、上達の法則の「徳大寺効果」。

名前の由来は「間違いだらけの車選び」シリーズで有名な徳大寺有恒さんの
こんなエピソードです。

——————
ある時、作家の北方謙三先生が徳大寺さんのところに来て言うには、
「上手な運転の方法を教えて欲しい」、と。

それに対して徳大寺さんは、1700年代中盤の発明以来、いかに多くの人々が
自動車の改善に情熱を傾けて来たかを滔々と解説したのです。

 ・ニコラウス・オットー
 ・ゴットリープ・ダイムラー
 ・カール・ベンツ

などの、自動車の歴史を飾るきら星のような人名とともに…

ところが、「ヒール・アンド・トゥ」とか「スローイン・ファーストアウト」
などのテクニックを聞けると思った北方先生は「え〜、そう言うんじゃ
なくって」と不満顔。

それに対して徳大寺さんがひと言。

 「車にかけられた情熱さえ理解できれば、テクニックは後から付いてきます」

と。
——————

これが、「徳大寺効果」で、表面上のテクニックよりも、その背後に横たわる
思想を理解することにより、モノゴトの本質をつかみ上達を早めることができる、
と解説されます。

論理的なコミュニケーションも同じで、「自分の意志を相手に伝えるという
情熱」があれば、テクニックは後からついてくるものです。

逆に、そもそもの話が分かっていないと、いくらテクニックを学んでも
結局はほんとうに使えるようにはなりませんね。私の経験から言っても。

ロジカル・シンキングのセミナーも開講中

TEL 03-6459-0545 10:00 - 18:00 (土・日・祝日除く)

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