「オレって、ここ一番て時に力を出せないんだよなぁ」

スポーツの世界に限らず、悩みを持つ人は多いでしょう。プレッシャーに弱いとでも言うか…

そんな方が手に取ってみたいのがこちら。

林 成之著、<勝負脳>の鍛え方

評価は

★★★★☆ (購入して読む価値あり)
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「成功するためのルール」を脳科学の立場から検証していて、読みながら、「ふむふむ、なるほど」と納得すること請け合い。

「脳」を、あたかも自分の人格とは別個の器官と考えて、そのパフォーマンスを最大に引き出すための方法論がまとまっています。

ただ…

情報を詰め込みすぎてしまって散漫な印象になってしまったのが残念だし、あと、大きな問題として、アドバイスが役に立たない、というのも指摘せざるを得ませんね。

だって、「勝負脳」を作るための最大の方法論は明るい性格になることだって言われたって困っちゃいますよね。どうしたら明るい性格になれるんだろう?って。

以下、ポイントを。

●「ものごとを学習することは人間が生き残るために必要な本能だからです。だからほかのさまざまな本能のように、快感とセットになっているのです」

●「日々叱られながら訓練を続けていると、人間は人の話を聞かないようになり、その結果、話を集中して聞く能力が衰え、頭も悪くなって覚える力や思い出す力が弱くなり、自分で創意工夫して解決していく力も養われなくなるのです」

●勝負脳を全開させる秘訣
相手の長所をうち砕け
緊張したときには
屈筋と伸筋を意識する(笑顔の練習)
結果を意識せずに、プロセスを意識する → 自分にコントロールできないものには反応しないと同じか?

●脳の疲労を除去するために
疲労の解除命令を出す機能部位は、前頭眼窩野にあり、言語を司るブローカ言語中枢や、嗅結節と関連している