今回のテーマ(論題)は、
「東京都は2020年のオリンピックを誘致すべきである」
というもの。
ロンドンオリンピックの熱気がさめやらぬ中、肯定側が有利かと思われましたが、否定側でも上手に立論されていたチームが目に付きました。
とくに、渋滞による経済活動の停滞や、それを嫌って英国民は海外に出ていってしまったとの、事例を持ち出すのは説得力がありましたね~。
一方、肯定側はメインのポイントである「経済効果」でけっこう苦戦していて、「それってどのくらい?」という質問には、データがないだけに返答につまったケースもあったかと思います。
もちろん、数字を押さえるのは大事なのですが、「この場を切り抜ける」というテクニックもあると良かったですね。たとえばそれを、
【事前】 インフラ整備のための建設
【期中】 外国からの観光客
【事後】 インフラの「解体需要」
や、
【直接】、【間接】
のような枠組みで整理するとそれっぽく聞こえます。
ちなみに、枠組みで情報整理するのが苦手な方は、ロジカルシンキングのセミナーに来てもらうと、バッチリやることになります。
●車輪の法則
●黄金律ルール
●対概念法
などを使って、枠組みの発想法をトコトン議論しますので。