会社の業績を上げるために、チームビルディングに取り組みたいそんな方も多いのではないでしょうか?
チームビルディングとは、チームワークを高めるための取り組みです。職場からいったん離れて研修形式で時には合宿形式でやることもあります。ところが、実はこのチームビルディングには大きな誤解があります。この動画では、チームビルディングの誤解を解いて、本物の方法論ををお伝えします。
チームビルディングの誤解
チームビルディングには、本当に誤解が多くて、それが何かと言うと「楽しい経験」「楽しいだけの活動」なんですね。
チームビルディングやろうかな。じゃ、楽しいこと?懇親会?あるいはみんなでボーリング?はたまたオリエンテーリングみたいなことをやって…ただ、楽しいだけの活動で人は行動を変えるわけないじゃないですか。チームビルディングでやりたいのは、職場において行動や言葉を変えていただいてよりチームワークが高まるようになることが目的なので楽しいだけでは意味がありません。
では、大事なことは…?答えは「失敗体験」です。人間というのは、自分が出来ていない自分が十分じゃなかったって気づいて初めて行動を変えるわけです。結果として、職場でも行動が変わってチームワークが上がるということになります。
具体的には、例えばこんな話。失敗からの気づき。そう、職場でのコミュニケーションは一見問題ないよに見えていました。でも、実はチームビルディングの活動をやってみると、失敗体験を通して本質的なところを伝えることはできていなかったことに気づく。なので、職場に戻っても、これまでとはコミュニケーションのやり方を変えていこうよ、という発想が生まれ行動が変わります。
あるいは、似たような話としては、「実は私はチームワークを高めるために自分なりに気を付けていたんですよ。」でも、実はその自分なりに気を付けていたことが結果全然役に立っていなかった。どころか、逆に作用していた。こんなことに気づいていただきたいんですね。典型的には、職場にいらっしゃる“縁の下の力持ち人”。縁の下の力持ちは、一般的には日本語ではポジティブ、あの人がんばっているな、アピールすることなく黙々と自分なりに工夫してやってくれているよね…なんですけど、今の時代、黙々とやるのではなくて、むしろ自分がやっていること、考えていることを教えてよ。そうすればこっちだって対応して色んなことができたのに、と思うことがあるんです。
でも、それを職場で「あなた、縁の下の力持ち的に頑張っているけどそれは十分じゃないよね」と言うのは難しいです。だとしたら、職場から離れてチームビルディングを行うのがお勧めです。
ゲーム形式によるチームビルディング
もう少し具体的に言うと、ゲーム形式。実はチームビルディングはゲーム形式と相性が良いです。もちろん、ゲームと言ってもコンピューターゲームではありません。ゲーム形式のチームによる活動。失敗体験のためにはゲームが有効となります。そして、もちろん単なるゲームをやっただけではなく振り返り、仮にゲームをやってみました。そこでは失敗体験があったと思います。でも、そこを振り返ってご自身であるいは、グループとしてはたまた講師からの問いかけによって、「じゃぁどうしたらよかったのかな?」という行動を見つけていただく、あるいは納得していただく。はたまた職場に戻った時に実践していただく。それによって、はじめて職場のチームワークが上がります。
各種ゲームの取り揃え
ここからは宣伝ですが当社シンメトリー・ジャパンでは各種ゲームを取り揃えています。
オンラインでも、対面でも実施可能です。人数は、最低4人から100人までの実績あります。御社のニーズに合わせてチームワーク研修、あるいはリーダーシップ、コミュニケーション力向上など目的に応じたご要望を承ります。
誰もがなじみある配置転換(ジョブ・ローテーション)を題材に、「誰を、どの部署に配置すべきか」をコミュニケーションによって決めていきます。ポイントは、参加者全員が意見を出すこと。リモートワークの会議でよくありますが、最初から最後まで一言もいわない人は困りもの。そんな人にも「自分も意見を言わないとチームがうまくいかないんだ」と実感いただけます。
参加人数:1チーム4-6人、10チームまで
ゲーム時間:ルール説明10分間、プレイ時間40分間
グループ内で話し合いによってシンボルマークを決定しようというもの。この手の話しは誰かがリーダーシップを発揮しないとなかなかまとまりません。しかも、そのリーダーのみが頑張るのではなく、他のメンバーも「フォロワーシップ」を発揮してリーダーをサポートする必要があります。実務でも使える、リモートワークにおけるリーダーシップが身につきます。
参加人数:1チーム5-6人、5チームまで
ゲーム時間:ルール説明10分間、プレイ時間30分間
チームワークと表裏一体なのがチームとしての意思決定。誰か一人の独断専行では、当然うまくいきません。そして、こちらの方が日本人にありがちな問題ですが、みんなの合意をとることに重きを置いて、時間がかかってしまうのもダメ。チームとしての「正しい意思決定」の在り方が身につくので、実務で役立つこと間違いなしです。
参加人数:1チーム5-6人、5チームまで
ゲーム時間:ルール説明10分間、プレイ時間45分間
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