せっかく本を書くのなら、ベストセラーを狙いたい…
そう思ったときにチェックしたいのがこちら。
編集者.jp著、スゴ編。カリスマ編集者から学ぶ7つの仕事力
評価は
★★★★★ (何度でも読む価値あり)(評価の基準はこちら)
この手の本にありがちな、出版を崇高なものととらえるいやらしさもなく、ビジネスマンの仕事術としても読める良著です。
以下、ポイントを。
●「スゴイ編集者」7つの仕事力
インプット力
企画力
コピー力
時間管理力
コミュニケーション力
楽しみ力
分析力
●クロスメディア・パブリッシング 小早川幸一郎氏
出版業のような見込型ビジネスは「カンと度胸と場当たり主義」が必要
売れるのは「テンションが高い」本。手に取りたくなる、買って使うことで自分がよい方向に変わるかもしれない
本の決め手はカバーとタイトルが半分以上を占める
●スカイライター 川辺秀美氏
売れるものは突破力がある。「完全におかしい」、「イカれている」
ここ数年のトレンドとして「正論」がキーワード。保守化した時代には、いかに正論を時代にマッチした形で表現できるかが重要
●PHP研究所 大田智一氏
ビジネス書の読者はビジネス書が好きな人が多い
この6,7年で時代が動いて、ニッチがニッチでない「ニッチマス」の時代が来ている → ドアラの中
●ダイヤモンド社 寺田洋庸二氏
整理は戦略、整頓は戦術 (小山昇氏)
●ディスカバー・トゥエンティワン 千葉正幸氏
ベストセラーには世界観がある。だんぺんてきなパーツだけを無計画に集めても意味がない。貫き通す世界観
●ダイヤモンド社 加藤貞顕氏
1%の法則 潜在顧客の1%に売れる
●三笠書房 清水篤史氏
売りたいものは売れない、買いたいものが売れる
呼んですぐ分かる、すぐできる
結論からはいる。起承転結はまどろっこしい
「頭のいい説明「すぐできる」コツ」
ワンニーズ、ワンテーマ 出来るだけシンプルな内容
読者の1冊に対する講読ニーズはハッキリしている
著者の魅力を1冊全部で知ろうという人はいない
ポイントを絞って読者のニーズをしっかり満たす