「ウチの会社のホームページ、なんか今イチ。でも、どこをどう変えたらいいのか分からなくて…」

と悩んだ時に手に取りたいのがこちら。

小林 弘人著、メディア化する企業はなぜ強いのか?~フリー、シェア、ソーシャルで利益をあげる新常識

評価は

まあ、ホームページに限らず、ウェブ上で何らかの情報発信をしたい人は読んで損はないのではないかと思います。

個人的には、物語という切り口で情報を編集して「雑誌的」な見せ方をするのがいいのかな~、と思いました。それってある意味、きわめて週間少年JUMP的ですけど。

以下、ポイントを。

●企業メディアは雑誌的であることを目指すべき
 ストックよりフロー
 情報の意味づけ(新たな視点を与える)

●自社メディア→ソーシャルメディア最適化→メディアクラウド(キュレーター/検索エンジン)→マスメディア

●「見えないニーズ」をウェブの力で掘り起こす
 顕在化させ、それを認識させたあとに、今度はそれが切り口となって口コミが発生する

●山川悟、事例でわかる物語マーケティング
 企業側が語る物語
  コンテンツ=フィクション
  エピソード=ノンフィクション
 消費者が語る
  バズ=うわさ話や口コミ
  信念=思いこみや確信

 ブランドバリューが消費者の信念と合致するのが理想

 実際には、エピソードを編集力によってエンタメ化する

 消費者にも物語れる場と自由度を与え、企業とともに共創する
  「マーケティングの課題とは、『この商品の利用を通じて、あなたが主人公となれる物語』とはどういうものかを提示すること」

●中沢等、「遠足型消費の時代」

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