サラリーマンを長くやっていると、「アイデンティティの危機」を感じませんか?

組織人としてうまくやっていくためには、上司の顔色をうかがい、部下をおだててすかしてコントロール、おまけに近頃は「リーダーシップ」なんてものまで求められる…

そんな日常を過ごしていると、「あれ?本当にオレがやりたいことって何だっけ?」と、自分を見失いそうになりますよね。

そんなあなたに勇気を与えてくれるのがこちら。

安土 敏著、企業家サラリーマン

評価は

★★★★★ (何度でも読む価値あり)(評価の基準はこちら)

すっかり「社畜」と化していたサラリーマンが、ある事件をきっかけに、経営者としての道を歩み出す、と言う話です。

といって、「島耕作」風な、大抜擢の成功物語ではありません。事実、これから困難に立ち向かう、と言うところでストーリーは終わっているしね。

むしろ、この本で大事なのは、組織の矛盾を前提条件とした上で、それでも「経営者でありたい」と願う主人公の葛藤と覚悟を読みとることでしょう。

誰だってココロの奥底にしまっている、「本当に自分のやりたいこと」。もう一度取り出してみるきっかけになるでしょう。