大人の五教科スキルアップをサポートするシンメトリー・ジャパン

ATD報告会(資料DLあり)~世界最大のHRカンファレンスから見る人事の「今」

ATD報告会

人事が変わりつつあります。

ビジネスを推進するためには「人」への投資が不可欠との認識の下、1on1やタレントマネジメントシステムなど、欧米を中心に人事の有り様を変えようという動きが顕著です。

この最新事情を調査すべく参加したATD(Association for Talent Development)の年次総会(カンファレンス)、International Conference & Expo (ICE)の報告会を行います。

人事の方はもちろん、人材マネジメントの最新潮流を知りたい経営者の方もぜひご参加ください。


資料ダウンロード

報告会のレポートを下記よりダウンロードいただけます。


ATD報告会資料ダウンロード
お名前*
メール*
会社名*
資料ダウンロード


ATD報告会の意義

なぜ、いま、ATDか

過去振り返ってみるに、日本の人事制度が米国の「後追い」をしてきた側面があるのはご存じのとおり。

古くは目標管理制度(MBO: Management By Objective)に始まり、1990年代後半の成果主義、そして近年は1on1 (上司と部下が頻度高く1対1のミーティングを持つ)、タレントマネジメントシステムの導入など…

したがって、米国の「今」を知ることは、日本の人事の「明日」を予測することに他なりません。その意味で、米国最大の人材育成イベントATDは格好の場です。そして、私たちが得てきた知見を日本の人事の方にも共有したいというのが今回の報告会を企画した意図です。

米国発の人材育成を日本にあわせる

もちろん、日米が全く一緒になるといっているわけではありません。とくに、労働力人口の問題は日米で明らかに異なります。米国は伝統的に移民を受け入れて来たので、低賃金の両動力が増えることを前提に人事慣行や諸制度が設計されています。一方で人口減少社会を迎えた日本では、これから労働力が減っていくのは間違いないでしょう。

したがって、米国のやり方をそのまま持ち込んでもうまくいかない部分は出てきます。たとえば1on1は、元々はシリコンバレーで始まったハイパフォーマーに対して、「さらなる高い成果を上げてもらう」ためだったのが、日本ではそこそこのパフォーマーの底上げを狙って取り入れられている場合もあります。ただ、いずれにしても、米国の人事を知ることは、日本の人材育成にとって役立つことは間違いないというのが私たちの考え方です。

ASTDからATDへの改称

ちなみに、このような考え方はATD本体の動きとも合致しているかもしれません。実はATDは従来はASTD (American Society for Training & Development)と呼ばれていました。その名の通り、アメリカ主体のトレーニング(研修)を考えるための場だったわけです。その名前をATDに改称したのは2014年5月6日。名前からAmericanをとったのは、もはや人材育成は米国だけで完結するわけではなく、日本も含めたグローバルで考えるべきだとの考えがあると想像します。

加えて、団体名からTrainingを取り除いたのも象徴的です。従来的にはトレーニング、すなわち研修を主体にしていたのが、今の時代は研修だけでなく「タレント」と呼ばれるハイパフォーマンスのポテンシャルを持つ人材を発見し、採用し、育成・配置し、動機づけるという一貫した施策が必要であるとの理解でしょう。

ATD報告会に関するお問合せ

ATD報告会に関してご質問があれば、下記よりお問い合わせください。

    お名前 (必須)
    会社名 (任意)
    メールアドレス (必須)
    電話番号 (任意)
    お問い合せ内容 (必須) ご質問やご要望などをご記入下さい。セールスのための書き込みはご遠慮ください
     

    受講料 4,800円 (税、教材費込)

    入金後にキャンセルできますか?

    定員 20名
    会場 住所:東京都港区西新橋1-5-5 本田ビル2F
    交通:新橋駅徒歩5分、虎ノ門駅徒歩4分、内幸町駅徒歩2分
    シンメトリー・ジャパンセミナールーム 
    クリックで大きい画像が開きます

    googleマップはこちらから

    ATDのメンバーになるメリットを報告

    ATDイベントへの優待価格

    ATDには会員制度が用意されており、会員登録することにより様々なメリットが受けられます。その中でも一番分かりやすいのは、イベントのチケットの割引です。
    2019年のEXPOは、通常価格だと1,945米ドルですが、会員には1,695米ドルの優待価格が適用されます。なお、イベント参加費は時期によっても異なっており、前期の価格は2019年4月12日までとのこと。早く申し込めば申し込むほどお得になっています。

    コンテンツへのアクセス

    会員は、さらにATDのサイトで会員限定のコンテンツにアクセスすることができます。具体的には、

    • 電子書籍 (160冊)
    • ウェブキャストのアーカイブ (1,000本)
    • 調査レポート (65件)
    • ケーススタディ(30件)

    など。
    電子書籍の例として、最新で出版されたものを見てみましょう。Timothy J Tobin氏の”Peak Leadership and fitness”は下記の通り説明されています。

    Leadership and fitness are both journeys of self-discovery. To achieve great heights, you must be willing to take the first step, put in the work, and overcome the inevitable obstacles.

    リーダーシップとフィットネスはともに自己発見の旅です。高みに達するためには、まずは一歩を踏み出し、継続し続け、そして障害を乗り越える必要があります。


    健康経営は日本でも流行りつつありますから、その米国での最新事情を知ることができるのがATD会員の魅力です。

    ATDのウェブキャストで知る米国人材育成の今

    最新事情という点では、ウェブキャストも見逃せません。これは、簡単に言えばオンラインセミナーで、それこそ最新の情報が30分ほどの動画にまとまっているものです。
    たとえば、”DEMO: Enough Theory! See Real Examples of Mobile Learning: Meet ECHO”と銘打たれたウェブキャストでは、スマホのアプリ、ECHOを使ったトレーニングの様子が詳しく説明されています。動画中に「Starbucks Barista Training」と出ていたので、実際に米国のスターバックスでは使われているのでしょう。
    スマホを人材育成に使うというのは必然の流れですが、具体的にはどのようにするかの事例の蓄積は日本では不十分であると理解しています。それを補うため、様々な事例を知るだけでもATDの会員は意義があるのではないでしょうか。

    ニューズレターによる報告も多数

    なお、ATDは会員向けにニューズレター(メールマガジン)を配信しています。じつは、これを読むだけでも米国における人材育成の事情が分かります。
    配信頻度は週に1-2通ですし、1通1通はそれほど情報量が多くないので、英語で書いてあっても読むのにそれほど苦労はないでしょう。
    ちなみに、ニューズレターとは若干ズレますが、ATDは会員のサポートも手厚い印象です。先日、2019年のEXPOに参加するにあたり質問をしたところ、翌日には返事が返ってきました。内容としては、「分科会(Concurrent Sessions)には予約が必要か?」というシンプルなものだったのですが、はじめて参加する人間には分かりにくかったので聞いてみたのです。問い合わせ自体もウェブ上のチャットの様な窓口から聞くことができて、かなり気軽にアクセスできる印象です。

    2019年ATD年次総会アジェンダ

    5月18日まで 5月19日(日) 5月20日(月) 5月21日(火) 5月22日(水)
    プレラーニングセッション

    10:45 am - 12:00 pm

    1:30 - 2:30 pm

    3:00 -4:00 pm

    4:30 - 5:30 pm

    10:45 am – 12:00 pm
    1:30 – 2:30 pm
    3:00 -4:00 pm
    4:30 – 5:30 pm
    10:45 am – 12:00 pm
    1:00 - 2:00 pm
    3:00 -4:00 pm
    4:30 – 5:30 pm
    8:15 am – 9:30 pm
    10:00 am – 11:00 pm
    1:30 – 2:30 pm

    • Facebook
    • Hatena
    • twitter
    • Google+
    PAGETOP