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伝わる主張

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先週、先々週と「分かりやすい説明」をテーマにしてお送りしてきましたが、もうちょっとベーシックな説明もした方が良いかなー、と思いつつある今日この頃。

そのココロは、「人前で話す」以前に、会議などの少人数の、あるいは1対1の場面でも、「自分の言いたいことがうまく言えない」と感じている人も多いから。

ということで、新シリーズ「伝わる主張」の始まりです。

っていうか、実はこれ、難しいんですよね。

日本人にはそもそも自分の意見を主張し相手に納得してもらう、というカルチャーがないから。

面白いもので、それでも「異文化」の人が集まる東京では多少はそう言う意識もあるのですが、「文化」、あるいは「前提条件」の共有度合が高い地方都市では、自分の主張を論理的に述べるのは野暮と思われているようです。

「そこまで言わなくても分かるやんか~」、なんてね。

ということで、実は「伝わる主張」の一番大事なところはマインドの変容。「主張しなければ伝わらない」と本気で思えれば、テクニックはあとからついてくるものですよ。

そのためにもぜひ、「一人称で意見を言う」クセを付けましょう。

「世間ではこう言われている」、「ウチの会社ではこうなんだ」ではなく、「私はこう思う」と、主語を一人称にして、しかも語尾を言い切ってみましょう。

「マインドの変容」なんて聞くと大げさだけど、まずは形から入って、そのうち気持ちも変わってくるのを狙いましょう。

シンメトリー総研

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