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財務会計研修導入事例-キャプラン様

研修導入事例

キャプラン株式会社様(人材総合サービス)における財務研修事例~スタッフのキャリアに伴奏してサポート~

今回インタビューにご協力頂いた 清水様 天内様

今回インタビューにご協力頂いた 清水様 天内様

会計研修を導入した背景

財務の実務にかかわる基本研修に専門的な研修をプラスアルファする事で、知識の幅を広げていく支援をしたい。

今回のテーマと対象者を教えてください。
【清水様】:今回は「初心者のための会計入門セミナー」をお願いしました。受講対象者はこれから経理、財務、会計等の分野でエキスパートを目指している実務経験の浅いスタッフです。

どのような背景や経緯で、このコンテンツテーマの研修を採用したのでしょうか?
【清水様】:私共は総合人材サービスの会社で、専門性の高い業務でキャリアを積んでいきたいと思っている未経験の方々を採用し、研修を行い、現場で活躍できる人材に育てる事をテーマに取り組んでいます。
今回の対象者は、現在経理や財務の業務でキャリアをスタートさせて今後経験を積み、キャリアアップしていく社員たちです。

御社は元々人材育成に力を入れているイメージがあります。今回の様な研修は、結構開催されている、という事でしたが…。今回は社内向けの研修でしたか?
【清水様】:弊社はもともと総合商社系の人材会社だったんですが、実務経験者が充足していない時期がありました。その時、未経験でもやる気のある人材を採用し、育て送り出すというスキームが出来上がったんです。
今回の研修はそういった育成プログラムで活躍している社員向けのキャリア支援研修です。

そうなんですね。では、基礎研修などもあるのでしょうか?
【清水様】:はい。まず入社後に簿記3級レベルの経理基礎研修を33 時間、入社後研修で受講してもらっています。その後実務についた上で、更なるキャリアアップを見据え『会計の別の角度から学ぶ』研修を実施したいと思ったわけです。

プラスアルファ、という位置づけで、今回の会計知識の研修をとりいれたんですね。
【清水様】:はい。配属先で経験を積んでいく過程で、専門的な何か、、『通常の実務とは異なる側面からの何か専門研修を提供したい』、というのが私たちの意向としてありました。
そういった部分で、研修を探していた所、『通常の業務とは違う』、それでいて『会計知識を身近な題材で分かりやすく説明』いただける研修があるので、今回お願いいたしました。

ただの数字の入力業務という実務だけだと、その先の会計の流れが見えづらい。『何のための数字を入力しているのか』がわかるとモチベーションに繋がる!

そうなんですね。では、通常の実務とは異なる側面からの財務会計の研修は、経験が浅い受講者には、どのような影響や効果が考えられますか?
【清水様】:今やっている仕事が何処に繋がっているのか、それが分かるだけでもモチベーションが変わってくると思うんですね。例えば、ただ実務だけ、そしてだた言われた事だけ入力しているだけだと、その先ってなかなかみえづらい。
もちろん決算が、月次、年次、連結ですとか、どんどん自分が成長する事によって、携わる業務の幅も広がってくる。そういう所で、今やっていることが、ここへ最終的に繋がっているからね、という事は意識はしてほしいな、っていうこともありますね。

研修で財務知識を広げると個人の付加価値が上がる。付加価値が上がれば、会社のバリューの底上げにも繋がる。

なるほど、数字に意味がある事を意識してもらうのですね。それは確かに業務に対するモチベーションはあがりますね。
【清水様】:弊社が行っているこのプログラムは未経験から経理の専門性を身に付けてキャリアアップをしたいと思っている方々に就業のチャンスを提供し、キャリア形成をサポートするものです。ですから、基礎の研修が終わったら終わり、という訳ではないのです。
彼らの成長やキャリアを積んでいく過程に合わせて、色んな側面からサポートするべきだと思っています。知識を広げてもらう事によって、その人に付加価値がついてきますよね。それが最終的にはうちの会社のバリューをあげるという事に繋がると思うんです。

過去も同じような研修を提供したのでしょうか?また、財務に関して多少は知識がありましたでしょうか?
【清水様】:いいえ、新しいセクションだったので、今回が初めて採用しました。そして、受講する前は、基本的には、今回のような財務会計知識はなかったですね。

アカウンティングキャリア初心者でも引き込まれる!テンポの良いストーリーと、なじみやすい題材で、日常にも役立つ財務研修

では、今回の効果がある、ない、というのは、どのようにして確認されましたか?
【天内様】:受講後、直接彼らの話を聞いたり、また、アンケートをみると、『管理職と近いから、話とかについていける様な内容だった』。ですとか、『財務の仕事をしているので上司が言っていることのポイントがわかるようになった』、等、日常にも役立てる人もいたようで、直ぐに実感できる効果はあったとおもいます。

そうなんですね。すぐに実感できる内容だったという事が感じられて嬉しいです。ちなみに研修の進め方など、いかがでしょうか?
【天内様】:じつは受講前、講師の方の経歴からみて、(受講者の方には未経験者もいたので、) 内容が難解なものにならなければいいな..、という、ちょっとした不安な気持ちはあったんです。
【清水様】:受講者のレベルの幅がある中で、最初セミナーが始まった時は、ちょっとテンポが速いかな、大丈夫かしら?ともおもい、少し心配になったんです。
【天内様】:でも終了後、受講生に聞くと、そのテンポの良さが好印象として残っていたようでした。受講中の皆さんの反応も、スッとはいってきたようでした。
【清水様】:ブログを拝見して、木田さんの心構え、ポリシーを理解して、こういう方にやってただきたい、と思ったんです。そういった意味でも、今回私達は大満足です。

そんなお声が聞けて、とても嬉しく思います。本日はありがとうございました。

アンケート結果

参加者からいただいたアンケート結果を紹介します。

今回の研修の内容について
  • 簿記やBATICの勉強はしているのですが、実際のB/S、P/Lを見てもどう分析すれば良いかわからなかったので、このセミナーを受けれて良かった。
  • 管理職と近いのでついて行けるようになる。他の会社の分析にとても役立つ。
  • 財務諸表の大事なポイントがどこかがとてもコンパクトでわかりやすかった。
  • P/L、B/Sに対して今までと違う視点で見ることができた。
  • 決算書から実際にどのようなポイントで見れば会社経営の考え方が見えてくるかを学ぶことができた。
  • 収支管理も行っているので今後の仕事への結びつきができる。
  • 実際の決算書のデータを用いて会計知識の理解を深めることができた。
  • 財務諸表を見てどの会社か判断できる楽しさを知った。
  • 表面的ではなく立体的にというところがセミナーを通して感じ取れたので、今後につながるものだと思った。
  • 財務部で仕事をしているので、その流れで上司が見ているポイント等がより理解できた。
  • 今後、管理会計に携わりたいので、分かり易く教えていただき勉強になった。
  • 普段は主に事務ばかりなので、会社全体の数字に目を向けたことがなく淡々とこなすだけでした。今回学んだことで改めて会計の面白さに気がつきました。まずは配属先の業績など目線を広く持って仕事に臨みたい。
  • 私にとっては少し難しいと感じだとところもありましたが、身近なルノアールとスタバを比較することで分かりやすく、もっと勉強したいと思った。
  • 全体を見る力がついた。
  • セミナーのタイトル通り、身近で理解しやすい話から入ったので、はじめは難しそうと思ったが最後まで興味を持って受講できた。
  • 経営者や社長目線で財務諸表の見方を学べた。
  • リサーチ(IR情報)の取りまとめをしているので会計の観点で見てみたいと思う。
  • これから簿記を勉強しようと思っているため、実際の業務やデータがどのように使われるかイメージできるのは助けになるので良かった。
  • 最も印象に残った点はどのようなことですか?
    • 会社の方向性がB/S、P/Lに表れている話が分かりやすかった。ルノアール、スタバという同じカフェでも全く違うということが印象的だった。
    • わかりやすく、最も知りたい内容の研修だった。的確にピンポイントで知りたいところが知れた。
    • 膨大な情報の中からポイントを押さえることが大事だと思った。
    • 同じ業界でもその会社の方向性などにより決算書の内容が違ってくる。
    • 決算書から経営者の考えが明確に見えてくる点が興味深かった。
    • 数字から見える会社の戦略性。
    • データから会社の状態を分析するグループワークが楽しかった。
    • 数字だけでなく企業背景を知ることで視点が変わり会計への関わり方に深さがでました。
    • 決算書を読み解くことで会社の戦略や方向性がわかること。
    • 数字だけで会社の実態や今後の目標(将来の方向性や何に力を入れているか)などがわかること。
    • 会社の決算書だけでなく方向性、戦略も知ると会計がもっと面白くなる、というお話で今後の見方も変わると思った。
    • 企業の方向性を見るには、現場を見て調査することも大切という点。
    • 決算書を見ただけで会社の特色がよく分かること。
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