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MBA研修導入事例 株式会社イシダ様 その1(運営側)

研修導入事例

株式会社イシダ様~「代理店向け研修」と「社内若手向け研修」運営企画者へインタビュー~

かつてない状況下で勝ち残っていくには「変化とイノベーション」が勝負を分ける。果敢に攻めるそんな企業の姿でありたい。

この度は御社「代理店向け」と「社内若手向け」として当社の研修を採用いただきまして誠にありがとうございました。これらプログラムを採用された企画運営側として率直にいかがでしたか。
【丸本様】「代理店向け」と「社内若手向け」の両研修ともものすごく好評でした。社長にも「もっと早くにこういう研修を受けさせたかった」と言って頂けました。何よりも講師の方が受講者のレベルに合わせて話をしていただけた点に満足しています。
ありがとうございます。さて、今回開催された研修はふたつの研修でした。それぞれの研修対象者の違いと目的を教えていただいてもよろしいでしょうか。
【丸本様】まずは「代理店向け研修」。この研修には次世代の経営者になる方達に参加してもらうべく企画をしました。目的は目標管理を各代理店毎に出来るようになってもらうことです。

決算時の数字は大事。しかしもっと大切なのは次期の目標に掲げる具体的な課題や戦略へ繋げるといったプロセス。それらを全ての代理店に求めていきたい。

【丸本様】私共メーカーの代理店は、ほとんどが直系100%の子会社です。決算時のタイミングでは数字の帳尻を合わせている為、数値という点では評価が高い子会社が多くなっています。しかし、数字の帳尻合わせお作業頼みや、ラッキーな受注があったというだけのプロセスでは次期の目標に掲げる具体的な課題や戦略に繋がらない。
【丸本様】例えば「よかった」はよかったの理由はなにか、「駄目」だったところはどこが駄目だったのか当然あると思うんですが、それがグロスといった総合計に含まれてしまうため詳細が見えてこない。そこを論理的に戦略を練りながら課題を認識し、次の戦略を練る。そのプロセスを踏むことが出来ればKGI、KPIも意味ある目標数値に繋がると思います。

シンメトリージャパンの「ミニMBA研修」は社員のレベル感、コスト面に頭を悩ます運営側にも。そして忙しい受講者にも受け入れられやすい。

【丸本様】ふたつめの研修は内部の若手向けた「ミニMBA」でした。当社は若手育成のための勉強会を各部持ち回りで企画開催しており、たまたま今回我々の受け持ちだったため、シンメトリーさんにご相談させていただいたのが始まりです。そこでカジュアルな環境で学べるMBA的な社内プログラムとして「ミニMBA」を企画していただきました。
【丸本様】正直なところ、本音は社内研修だけではなく、より本格的な外部研修の高度なレベルで他流試合をする、といった厳しい環境でやって欲しい。しかし、自分も経験したのでわかるのですが、あれはなかなか相当気合を入れないと時間・コスト・レベル感的にも難しい。受講いただく人数も増やせて、もう少しカジュアルな環境で効率的に受けさせたいとお伝えした所、我々が求めているレベルに近いものをご企画いただきました。

徹底的に現場で使える工夫を盛り込み、実践にこだわったシンメトリージャパンの「ミニMBA研修」。受講した部下との会話に明らかな変化が感じられた。

確かに「ミニMBA」はライト版のようなものにあたるのですが。実際、受講者の研修後の効果は感じられますか。
【丸本様】効果は感じられます。明らかに会議をしていても言うことが変わってきてます。
例えば、普通にイノベーションの話をした時に、やっぱり「知」と「知」の組み合わせですよね、だったらこれ組み合わせよう、だとか、またある時は「戦略は我々は事業分野のところの戦略なんで、どう戦っていくかですよね。こう戦っていきましょう。」みたいな事が普通に、そして飲み会も含めた場でも言えるようになって、様々な場面で効果を感じます。
【丸本様】そして物凄く彼らのモチベーションが上がっているのは感じます。我々は直販もやっている大変な部隊なのですが、彼らが俯瞰的に全体をみながら業務ができてきているため、他部隊で人員不足の箇所があれば、すぐに反応しバックアップの提案が出来る、といった様子で、凄くモチベーションを高めて仕事に向き合ってくれているのが一番感じれています。

戦略の発想段階としての研修。学んだ理論を深掘りをしながら実践に落とし込むには内部の力が必要。継続してフォローしていく事でうまれる腹落ち感と共感。

【丸本様】今までの経験から、研修後フォローの必要性という事は身に染みて分かっています。なのでシンメトリーさんだけに任せず、内部でしっかりフォロー体制を作って回しています。研修会社との役割分担をつけて我々内部でフォローするようにしています。
例えば「代理店向け」研修で理論を教えてもらったら、その後我々内部の人間が代理店に出向きエリアマーケティング戦略を行う、という形で研修で学んだ内容を実務に落とし込みながら、更にもっと深掘りしているんです。
研修会社との棲み分けをしっかりされていて、研修を研修だけで終わらせない、といった意気込みと本気度が伝わってきます。
【丸本様】発想段階までは外部の力や知恵が必要で、実際イノベーション戦略を作り、それを実行していく為には強い結びつきが大事だと考えてます。そういう意味でいうと内向きには「腹落ち」「共感」というのが一番大事だと思っています。
外部の研修を非常に上手くご活用されているようにみえるのですが、何かきっかけがあったのでしょうか。
【丸本様】これは自身の経験から来ているのですが、自分自身が受けてきた研修はいわゆる一方通行の研修でした。毎回違うコンサルの方に研修をしていただき、その時の流行りの理論の話をされて、やっておいてください、で終わってしまう。それではなかなか実務に落とし込むことが難しい。だからこそ研修の最大効果を引き出すためには社内フォローは大変重要だと考えています。
さらにどのような形でフォローされているのか具体的に教えて頂けますでしょうか。
【丸本様】今回の「若手向け」研修受講者への具体的なフォローとして例をあげるとすれば、シンメトリーさんの研修箇所に関しては、研修後に1on1を行う。また、当社にも数名MBAホルダーがおりますので、研修で学んだ理論を実例を交えながら行う場合は、彼らに入ってもらい、手を貸してもらいながら進めています。
【丸本様】それから、課の課題会議にて企業が求めるリーダーとしての期待値をミッション、ビジョン、バリューとして明確に提示し、それをクリアするリーダーが具体的に求められる行動レベルまで落とし込む。それらを並行して行うようなスキームを組んでいます。

「エンゲージメント」は重要。「これやろう!」となった時に腕まくりしてどんだけのメンバーが協力してやってくれるか、が「エンゲージメント」。

きめ細かいフォローは、その後強固な「エンゲージメント」に繋がりそうですが、いかがでしょうか。
【丸本様】二点あります。一点目に「エンゲージメント」。そして二点目二に「ミッション」「ビジョン」「バリュー」と「コミュニティ」です。
【丸本様】まずは「エンゲージメント」はものすごく大事です。具体的に社内若手に伝えている事は、まず我々の部の組織論としてあるのが、
 ・組織は戦略に従い作る
 ・ジョブに応じて最適な人材配置
 ・全体見れる人のジェネラリストとスペシャリストの集団、 
というこの3つがあり、その上でメンバーに期待していることは、
 ・キャリアは自分で考える
 ・職場で強いコミュニティを構築する
 ・エンゲージメントとチームワークを重視
といった3つを求めています。で、ここで掲げた全てを行うには何が大事か、というと「エンゲージメント」です。いわゆる「これやろう!」となった時に腕まくりしてどんだけのメンバーが協力してやってくれるか、っていうのがものすごく大事なんです。
【丸本様】「エンゲージメント」ってよく1on1ミーティングとか、我々も行いますが、結局上司と部下が「対話だけ」してエンゲージメントが上がるわけがないと思うんです。
「エンゲージメント」を上げるためには、対話をすることによって組織の問題課題をヒヤリングすること。その上で、変えれるものは変えていく、仕組みを変えるために1on1をする事がものすごく大切なんです。なのでそのために定期的に若手や部下のメンバーと話をするということを行っています。

かつてない状況下で勝ち残っていくには「変化とイノベーション」が勝負を分ける。その中で、リーダーに求められる「先見性」と「意思決定」、そして「実行力」。

【丸本様】そして二点目に挙げた「ミッション」、「ビジョン」、「バリュー」、あと「コミュニティ」ですね。この四つが重要になってくる。
まず不変のミッションは「イシダ製品のシェアの拡大」。そしてビジョンは「我々は知と技の集団」であること。バリューは「イシダ愛のある組織へ」。要するに、今までの常識が一気に強制的に変化しつつあり不確実性が高まっている所で、このかつてない状況下で勝ち残っていくには「変化とイノベーション」が勝負が分かれていくんです。

知の底上げに大きく貢献していく細かいフォローと、全員が同じ方向や思いを持てる行動指針があるからこそ「エンゲージメント向上」に繋がる

【丸本様】その中で、リーダーに求められていることは、「先見性」「意思決定」「実行力」なんですよ。
現在世界中の様々な外的要因により不確実性が更に高まってきています。答えのない中で物事を見極め、意思決定をする必要がある。だからこそ自らが会社のビジョンに共鳴しつつ社内でイノベーションを起こしていかなくてはならないし、そこで組織を革新的にするために徹底サポートしなくてはならない。
【丸本様】だからこそ今回「若手MBA」に選抜したメンバーにはリーダーの役割をしっかり実行していってもらいたいんです。ビジョンとか方向性を作る事や、他の人を刺激し鼓舞する等は、全てのレベルに存在するので遠慮なくやってほしいと伝えています。
今回の研修で意識された点はありますか。
【丸本様】最近使われる「イノベーション」「DX」「戦略」、この3つの言葉を意識していただきました。
【丸本様】まず課題としてあるのが、知の深化に陥りがちな点です。
過去の成功体験に囚われて新しい可能性を視野に入れなくなるといったコンピテンシートラップに陥ってしまうと、組織としてのベクトルが下がってしまいます。これをぐっと上に上げ、知と技の集団をめざしながらイノベーションを起こしていくのが重要です。これをビジョンとして皆に伝えているので、そこを合わせる意味でも、講師の木田先生にも意識していただきました。

必要なのは新しい可能性を創造できる力。イノベーション。そのためには多くの「知」と「情報」が必要。

【丸本様】「イノベーション」、「DX」、そして「戦略」、この3つの言葉をすごく大事にしていて、定義づけをちゃんとしないといけないなと思っていました。
イノベーションは、いわゆる人間はゼロから生み出せないから、既存の「知」と「知」の組み合わせでやる。「DX」も経済産業省のHPなんかをみてもわけがわからないことが書いてあるので、噛み砕いていうと我々の組織の戦略でいうと「DX戦略」はここですよ、といった具合でパッと「じゃあイノベーションって何?」「DXって何?」ときいても答えられるようにしっかり定義づけをしています。

言葉の定義づけは大切。自分達が二十年ぐらいかけて理解しているようなことを近道をして理解してもらえることで、パフォーマンス向上に繋がり、もっといい組織や会社になる。

【丸本様】言葉の定義づけは大切だと思うのも、自身の過去の経験からきています。例えばそれこそ「戦術」なんで私が入社した頃なんかは「戦略は内容で戦術はどうする、だ。」みたいな事をよくいわれました。でもそれだけ聞かされて戦略なんてたてられるわけがない。そういった文化で自分たちはやってきたんです。
【丸本様】だからこそ今の若いメンバーにはもっと近道をして欲しいなと思うんです。自分達が二十年ぐらいかけて理解しているようなことを、もっともっと近道をして理解してもらえれば、パフォーマンスもより発揮できるし、さらにもっといい組織・会社になっていくんじゃないかと思っています。

研修会社を探す点で一番重視したのは、研修講師をされる方の「言葉の定義」や「モノの考え方」。

当社を選んで頂いた理由は?決め手がありましたら教えてください。
【丸本様】外部研修を色々受けながら探している時に、シンメトリーさんをみつけました。HPを拝見し、木田代表の経歴やバックグラウンドを確認した際、求めているレベルのものを提供してくれるのではと思い、最初にオープンセミナーのロジカルシンキング体験版を受講しました。
その時「分かりやすい」という好印象が感覚としてあったので、続いてプレゼン研修を受講し、そのまま法人研修のご相談をさせていただきました。
【丸本様】それからモノの考え方をとても大事にしているので、研修を正式依頼する前に、講師の木田先生に戦略の定義をお伺いさせていただいたのですが、その時の回答がそれこそ言葉の定義づけがシッカリされていました。
具体的には「外部環境と内部リソースのマッチング」と言われていて、いわゆるPEST、3C、VRI、バリューチェーンからSWOTやってそこから課題抽出の戦略策定といった一連のプロセスを仰られていたのですが、そこがブレていなかったのも決め手のひとつです。
実際研修を開催してみて、講師の印象はいかがでしたか。
【丸本様】木田先生の一番凄いところは、受講者のレベルに合わせて話をしていただける所です。あと、木田先生に言われても皆嫌な気にならないんですよ。正直、今までの講師だったら言われたことを受け入れられず研修途中で帰ってしまう人もいたりしました。そういう現象も多かったんです。そういった意味でも木田先生に対しては全員の満足度は高いですね。
【丸本様】やはりモノの考え方というのはとても大事なので、それを聞いた上で最新のトレンドに照らし合わせて、とか、自分たちのやることを考える、というのは僕ら(マネージャー陣)の仕事だと思う。その辺こうシンメトリーさんとの役割分担が丁度出来ていていいのかな、と思ってます。

せっかく立てた戦略を絵に描いた餅にさせないために、長期スパンでフォローする。

下期も「代理店向け研修」開催のご依頼を賜っていると伺っています。
【丸本様】はい。今回下期にもシンメトリーさんでお願いしています。
一般的に営業部隊は、外向きへの研修へは物凄く積極的ですが、内向きの研修には消極的であることが総じて言えるとおもうのですが。なのであえてそこを積極的に強化していこうと思います。
下期も企画するにいたった背景や目的をお伺いしてもよろしいでしょうか。
【丸本様】今回開催していただいた「代理店向け研修」カリキュラムの一部に代理店毎の発表会、そしてその半年後にもう一回振り返りをおこないました。その振り返りのタイミングが、円安だったり、ウクライナ情勢が起因した原価アップ、等があるといったPEST、いわゆるマクロ環境が自社与える影響が物凄く動いた半年間でした。
そしてその中で、皆さん創発的に戦略を臨機応変に変えながらやっていただいている、という事もよくわかった。
【丸本様】しかし、総じて我々のグループに言えることは、それを腹落ち落とし込みさせる事が物凄く苦手。
代理店のマネジャー、役員クラスも個人数字を持ってやっているので、どうしても個人プレーになりがち。だから他のメンバーを育てる事が難しく内向きの研修にはなかなか積極的になれない。
なのであえてそこを積極的に強化したい。せっかくたてた戦略を絵に描いた餅にはさせたくないという思いがあって、下期もまたお願いしようと思っています。

オンライン開催は「働き方改革」という意味でもいい面が多い。そしてコミュニケーション不足を補うためにリアル開催も混ぜて行うとさらに満足度が高まる

最後に、今回全てオンライン開催となりましたが、実際おこなって、特に対面との違いがありましたら教えてください。
【丸本様】全てオンライン開催でしたが、悪いところは基本的に見当たりませんでした。移動する時間とかを他に活用することが出来たり、また、パッとこの時間だけ入ってやる、なんて効率よくできる。ここ数年で一気に強制的にリモートワークが当たり前になって、WEB商談が当たり前になって、という世の中になったので、日本の社会の「働き方改革」「在宅勤務」という意味でもいい面があるな、と思ってます。
【丸本様】あとはグループワークもそれぞれの部屋にはいってやってできるので、他(グループ)の雑音に振り回されないとか、気にならないとかそういうこともあると思います。なので物凄くこういう研修のやり方というのはありかな、と思っています。
【丸本様】とはいえ、コロナ禍でコミュニケーションが取りづらくなっている現状も否めません。終わってからちょっと飲みながら話したりしたりする、今こういう感じなんや、というのを気軽に言えない環境は不平不満が溜まっていってしまうとも考えられますので、下期は一回だけリアル開催、残りはWeb開催といった形式でおこなおうとも考えています。
貴重なお話をつつみなくお話しいただき、大変勉強になりました。貴重なお時間ありがとうございました。

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