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MBA研修導入事例 株式会社イシダ様 その2 (受講者側)

株式会社イシダ様~若手向けMBA研修の受講者へのインタビュー

理論が分かりやすく腹落ちしやすいだけじゃない。現場に寄り添う形で進行してくれるから実務業務と結びつけやすい。

この度は「若手向けミニMBA研修(全12回)」をご受講いただきましたが、全ての受講を終えた今、率直な感想を教えてください。
【西村様】一言でいうと「分かりやすかった」というところでしょうか。非常に多くのフレームワークを教えていただいたはずなのですが、全てにおいて理論が腹落ちしやすい、といった印象を受けました。
また教鞭を振るっていただいた木田講師には当社の内情もご理解いただいていた点も大きかったと思います。我々からの質問に対しても現場の部分に寄り添ったお答えを頂けた。そういった意味でも自分の業務と結びつきやすく、よりいっそう腹落ち感があったのだろうと思います。
改めてお伺いしますが、今回ご参加頂いた方はどのようなお立場の方だったのでしょうか。
【西村様】各部門から次期リーダー候補となっているメンバが選抜されたと伺っています。
講座の受講前の期待値はどのようなものでしたか?
【西村様】知りたい知識というものも教えていただけるのだろうな、といった期待感はありました。とともに始まる前は「MBA」というキーワード自体が非常に重いワードだなとも感じていました。
正直ちょっとやっかいな研修が始まったなぁ、という思いのほうが最初は強かったです。たとえ「ミニ」がついているというものの毎月1回4時間の研修といったボリューム、というのも重い研修といったイメージに繋がったのだろうと思います。
それと、研修も実務に活かせられるものなのだろうか?、という期待とは裏腹な部分もありました。
そうなんですね。その不安は何処からくるものなのでしょう。
【西村様】おそらく過去の経験から来ていると思います。以前受講した類似(社内)研修で「1泊2日でロジックツリーを学ぶ」研修があり、これが詰め込み型の研修だった記憶があります。もうお話を聞くだけでいっぱいいっぱい。それだけでなく、その研修後なかなか実務に活用できるに至らなかった、といった経験がありました。
そういったことから、果たして今回の研修も実務に活かせられるものなのだろうか?といった思いもありました。
そうだったのですね。その辺の進め方も含め、シンメトリー・ジャパンの研修はいかがだったでしょうか。
【西村様】当社の内情をご理解いただいている先生に質問することが出来、また我々からの質問に対しても現場の部分に寄り添ったお答えを頂けた。そういった意味でも現場に寄り添う形で進行していただいたので、学んだフレームワークを脳内に定着させる一歩としてもよかったとおもいます。

キャリアアップとともに変化する問題意識。全ての面で必要なことは自分の考えを論理的に伝えたりすること。

今までご自身のスキルアップに関して持っていた問題意識はどのようなものでしたか?
【西村様】しっかり部下の意見を自分で情報分析をし、そして論理的に他部署に対して納得合意いただけるスキルが必要なのかな、と丁度感じてきていたところでした。
今までは営業としては色々お客様と関わりを持って一緒に考えて現場第一で取り組んできました。そして「現場がこう言っているのでこうなんです」と自身の意見に明確な正当性を持たせる事ができた。
しかし、キャリアアップしていく中で、「現場第一でお客様方向だけ」の視点では行き詰まっていくのではないか、と問題意識が出てきたところでした。
現在は内部でも部下をお預かりする立場になり、またプロジェクトによっては他部署との連携が必要な場合も出てきます。そうした場合、部下の導き方、他部署への働きかけ等、ポジション的に必要なスキルを増やさなくてはいけない。
そうした社内社外を含めた他の力が必要な場合、納得して動いてもらう為に自分の考えを論理的に伝えたりすることは必要だと感じていました。
その問題意識の解決のために何かアクションは取りましたか?(本を読む、オープンセミナーに参加する、社内で勉強会をする、上司に教えを請うなど)

 

【西村様】コーチング研修、係長研修で、部下との関わり方ハラスメントも含めた社内研修に参加。また自分自身では日々の業務の空き時間や移動時間に気になるビジネス系YouTube動画をみるくらいでした。動画だけだとなかなか視聴するだけ。自分の身にはなり辛いとは感じつつも、何か有益なヒントが得られたらいいな、という思いで聞いていました。

研修で学んだフレームワークは積極的に実務に活用してこそ身になる。ただのフレームワークが活用するたびに磨かれ、自分スタイルの武器にする。

受講後、学んだものを活用されましたか?
【西村様】実務で早速取り入れているのは「クロスSWOT」です。これには非常に感銘を受けました。今までは「SWOT分析」まではやっていたのですが、「クロスSWOT」までというのは知りませんでした。
具体的には、3月の期が変わった際、課の方針を検討する時に活用しました。広い視点で自分の担当している分野の将来的な展開について検討していく中でクロスSWOTを活用し今までより深い検討ができたのが嬉しかったです。
部内で「イノベーションを起こしていく」には、自分たちの事業分野に対し何が不足しているのか、今後自分たちの事業を広げ増やす為には何をするべきなのか、という時や、またプロジェクトのリーダーとして取り組みをすすめていく際の検討分析の第一歩目としてクロスSWOTを活用しています。
早速学んだことを積極的に実務に活用されていて、とても嬉しく思います。
【西村様】あとそれから「桃太郎理論」も課の運営、マネジメントというのに早速活かしています。色々それぞれ役割があるというのはなんとなくわかっていたのですが、「桃太郎理論」という理論を用いると何が不足していて、どこにムラがある事に気が付きやすく「では〇〇の役割の人がいないので、自分がその役割を担おう」といった感じで実務に落とし込んで活用しています。

同じ会社の同じルールの中で解決する手段や、問題なども共通認識として話ができる。それはプラスα(アルファ)として得られる社内研修のメリット。

今回は社内研修としてご受講いただきましたが、その辺はいかがでしたでしょうか。
【西村様】同じ会社の同じルールの中で解決する手段だったり問題なども共通認識として話ができる。それは今回のテキスト内容以外のプラスα(アルファ)として得られたメリットだと思います。
グループメンバは知っている人も知らない人もいらっしゃいました。とはいえ、同じ会社のメンバー。同じ問題意識とかベクトルをもって一緒に色々前向きに考える事が出来た。そんな同僚の姿勢にも非常に感銘を受けた時間でした。

それは研修のどこの部分で強く感じましたか?
【西村様】グループワークですね。非常に多くのグループワーク時間がカリキュラムに含まれていて、当日学んだフレームワークや理論をグループメンバーと一緒に活用しながら一緒に考える時間が沢山ありました。
その際に、自分とは違う視点や、別の側面から意見、考え、というものをその場でダイレクトに感じることできた。こういう視点もあるんだという気づきや刺激もその場で得られたのも非常に有効だったと思います。

研修を通じて一体感が生まれたのと同時に、個人的にもモチベーションが上がったようでとても嬉しく思います。
【西村様】その空気感は研修課題以外にもとてもプラスに働いたように思えます。例えば、他社の事例を基にした例題について話していても「うちの会社もこいういう所あるよね」っといった今まで気づかなかった会社の問題点や、そして他部署の方の解決方法も自身の学びになりました。

集合研修だけど一人ひとりの問題意識に働きかけることが出来るのは、研修前の個別面談の話の中で各自の問題意識を丁寧にヒヤリングしているから。

今回の研修の前には参加者一人一人に担当講師とのオンライン個別面談がありました。そのときの様子を教えて下さい
【西村様】非常にざっくばらんにお話を聞いていただけたので、話しやすかったのを覚えています。自身の経験自体を上手く引き出せていただけた印象です。
最初は講師の方なので、どんな方が来るのかなと緊張と警戒の中で始まりましたが、こちらがなかなかうまく言葉が出せないときにでも木田先生から色々ワードを引き出す質問をしていただけたので、とても話しやすかったです。

研修後の講評はきめ細かい定性的な評価。だからこそ受講者の自信や次なる問題解決へのモチベーションにも繋がる。

当社は事後講評も受講者個別に出させていただいております。そちらはお役に立ちましたでしょうか。
【西村様】講評を読ませていただきました。しっかり自分自身も気づいていなかった可能性を引き出していただき、ご評価いただけたのは自信に繋がったと感じます。

もしよろしければ具体的にはどのような評価をいただかれたのか、少し教えていただけますか。
【西村様】具体的には、関係構築行動を発見していただいたコンピテンシーについて評価いただけていました。私は他者と対立構造になるよりは、ある程度落とし所をみつけながらでも、良好な人間関係や人脈ネットワークを構築していくことが大切だと思い常日頃行動しています。
まさにそういう所を発揮していましたね、というふうに太鼓判ををおして頂いたような気分になりました。今後もそこを更に磨いてみようと考えることができたのが嬉しかったです。

今後さらに学びたいテーマがありましたら教えてください。
【西村様】リーダーシップに関してはまだまだ未熟な部分。部下に対する接し方、指導の仕方。今回学んだことで言うと、ソーシャルスタイルを活用して見極めながら対処していきたいのと。目標達成(ゴール)を助けるためにはどのようなパスを出せば良いのか。しっかり相手が腹落ちできるような形で指導して部下育成できるように、パスゴール理論の結果と要因のサイクルを上手く回しながらリーダーシップをとることができればと思っています。
本日は貴重なご意見を頂きまして、ありがとうございました。

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